友人のお店が、一人はたぶん閉店、一人はかなりの危機にある中で

私は経営とか会計とか管理とか、もう考えただけでも疲れるタイプなので、自分で店をやろうとか、会社を興そうとか、一度たりとも考えたことはない。ただ、友人が店を開いたときに、多少なりとも協力したことは二件ほどあります。

そして今、頑張って経営してきた友人の店が、ほんとうにピンチになっている。一軒は、事実上閉店を決めた。確かに、大きな借金をしょうよりはやむ負えない面もありました。もう一軒も、もう10年間やってきた店ですけど、街が殆ど歩く人もいない中、しばらく店を休むという。いま、家賃の件を大家さんと何とか話し合っている。

私はその店の名前を挙げて、皆さん行ってください、ということをここで書くことはしません。そんなことで商売は持つものではないし、ピンチになったのは、不景気や今回のコロナウイルの問題だけではなく、ある程度は当人の経営にも問題はあったのでしょう。

ですが、不動産屋さんに話を聞いたりしたところ、今はいわゆるチェーン店も含めて(非常事態宣言以前から)本当に大変なことになっている。むしろ、駅前の小さな居酒屋以上に、チェーン店のキャンセルが半端ないらしい。おそらく非常事態宣言はそれに拍車をかけるでしょう。

私は、何もかも政府が補償するわけにはいかない、という言葉にも一理はあると思う。経済音痴の人間が経営の問題や税収入をどうこう言うつもりはない。(この前チャンネル桜の番組で、経済問題の討論にどういうわけか出て、何にもしゃべれずにギャラだけもらって帰るという醜態をさらしたこともある)

そして、これまで、渡邊美樹という方の発言や姿勢に、申し訳ないけれどもほとんど共感したこともない。しかし、今回の彼の下記の発言には、はじめてちょっと説得され心を動かされてしまった。彼が政治家だった時に何をしたんだとか、和民の経営の問題などは勿論あります。でも、それはさておき、ここで書かれていることにはそれなりの正当性があると感じました。

そして、居酒屋、酒場、映画館、カラオケボックス、ライブハウス、あるいはスナックでもクラブでもいい。誤解を恐れずに言えば風俗店も含めて、そういうどこかの場所で心が癒された、感動をもらった、自分自身が表現の場をもらえた、そういう経験が殆どの人は人生に一度くらいはあると思います。

少なくとも私にとって酒場と映画館とライブハウスは自分の人生から切り離せないものです。そういう店が今、自粛しなければいけないのならそれは仕方がないけれど、決してこの町からなくなってほしくない、何か恩返しをしたい、この危機のなかでも生きのびてほしい、守られてほしいという気持ちは今表明しておかねばと思います。

(以下、渡邊美樹氏のフェースブックから

渡邉美樹

4月7日 19:00 ·

【緊急提言】

国から緊急事態宣言が出され

東京都をはじめ自治体から、
居酒屋は「休業要請」を受ける見通しです。

居酒屋経営者は、

みんな熱くていい人たちばかりです。
国や自治体の決定に協力します。
ワタミグループも当然従います。

しかし、中小の居酒屋は今月末、

「4月の支払いが山」という所がいっぱいあります。

経済対策や給付補償は、

国会審議を経て、5月以降という見通しです。
その額も、条件も、具体策が示されなければ、
この緊急事態宣言に皆不安です。

強力な「族議員」がいる業界でもありません。

政治や行政が、日銭の居酒屋経営の体質を理解し、
もっと中小の経営者の気持ちに寄り添うべきです。

最後にとどめを刺されるのは「支払い」です。

私は「休業要請」に従う業種、とくに中小零細を対象に
「すべての支払いを猶予する」「徳政令」で、
「まずは安心させる」緊急救済策を、強く政策提言します。

今必要なのは今月末、来月末の支払いを救済する政策です。

一方、居酒屋経営者の皆さん

「はじめて店を持った時の気持ち」を忘れないでください。
その時の気持ちだけは失わないで、強気の支えにしてください。

一度は社長と呼ばれた以上、会社の未来は、あなたの気持ちと行動です。

社長の意地をみせましょう。

「店は絶対に潰さない」

私も、強気です。
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