守る会理論誌「光射せ」萩原遼・金民柱追悼特集号発行されました

市民団体「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の理論誌「光射せ」第17号が発行されましたが、今号は、この会の共同代表を務めていた、故萩原遼、故金民柱両氏の追悼号となっています。萩原さんの仕事と生涯に関心のある方はぜひ手に取ってみてくださいませんか。ジャーナリストとしてより、人間・萩原遼をめぐる様々なエピソードが、御親族や、ともに運動をしてきた人たちの思い出として綴られています(私も拙文を書かせていただきました)

全部が全部萩原さんへの賞賛ではもちろんなく、いろいろな欠点を持ち、時には衝突し、また議論しながらも、根本的には純粋で文学者としての感性を持っていた萩原さんをしのぶいい文章がそろっていると思います。拉致問題に取り組んでいる荒木和博さん、黒坂真さんも寄稿しています。

この会は1994年、いまだ拉致問題もほとんど報じられていなかった時期、北朝鮮帰国者家族、小川晴久、金民柱(この方もご家族を北朝鮮で殺されています)萩原遼各氏を中心に結成されました。同時期にRENKを結成した李英和さんや、シンガンス事件を告発した朴春仙さん同様、むしろこの時期の北朝鮮問題を人権侵害や独裁批判の立場から批判したのは、良心的な左派や在日の直接の被害者が多かったのです。

しかし、これらの運動は結成時、朝鮮総連の暴力的な妨害行動を受けました。それは今のヘイト問題どころではない、登壇者を罵り、決議文アピールを壇上に詰め寄って読ませようとせず、在日の立場から北を批判する人たちを民俗の裏切り者と罵るものでした。ネット社会前夜なのであまり画像が残ってはいませんが、私は未だに、朝鮮総連を一方的に「被害者」のように見る人たちに、この時総連が何をしたかを知った上で言ってほしいと思います。勿論総連からは一言の謝罪もいまだに行われてはいません。

今号に載った文章の書きてや、萩原さん自身の歴史観に、意見を異にする保守派の人もいるでしょう。しかし、今や北朝鮮に対する人権問題の批判を引っ込め、拉致問題に対してすら明確な行動も言論もしようとせず、総連に手も付けないのは、左派だけではなく保守派政治家ですらそうではありませんか。そのような人たちよりは、私はこの「光射せ」に集った人たちの方をはるかに立派な人たちだと思います。繰り返しますが、興味のある方は、下記まで連絡の上お読みになってみてください。1冊1000円です。

大阪府八尾市西山本町7-6-5-3階

北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会関西支部
山田文明
電話0729-90-2887
メール kalmegi@gmail.com
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