有本嘉代子さんについては言葉もないが・・・

有本嘉代子さん(拉致被害者、有本恵子さんの母上)がなくなられた。正直、何をどう語ればいいのかわからない。しかし、政治家は言葉が勝負なのだから、拉致議連は超党派でこういう時は声明くらい出すべきではないだろうか。

最低限そこで言わねばならないことは、お悔やみではなく、まず、有本さんご家族並びに被害者である有本恵子さんへの「救出できなくて申し訳ない、お母さんと合わせることができなくて申し訳ない」というお詫びの言葉だ。私は政治家や国家は軽々しく謝ってはいけないとは思うが、このことだけは謝罪しなければならない。

二つ目は、北朝鮮政府に対する怒りだ。日本政府や外務省は、北朝鮮政府とも交渉しなければならないという立場もあるかもしれないが、拉致議連にはそんな遠慮はいらないはずだ。「拉致被害者を返しさえすれば未来が開ける」と北朝鮮に日本政府が言うのならば、拉致議連は「返さない限り、北朝鮮に未来などない、少なくとも自分たちは最後までテロ国家と闘う。そして、まずそのテロ国家の先兵である朝鮮総連を解体する」というのが拉致議連の仕事だと思う。

三つめはよど号犯の問題にきちんと触れること。命令したのは北朝鮮政府だろうけれど、直接有本恵子さんを言葉巧みに北朝鮮にさらったのはよど号犯とその妻たちだ。八尾恵証言に確かに意味はあった。しかし、この機会に、もう一度直接の実行犯である八尾恵にこの犯罪について国会等で堂々と証言をさせることを、拉致議連は呼びかけてもいいはずだ.それは何よりも国民への啓蒙になる。

そして「よど号犯の妻たち」が多く主体思想研究会に参加していた筋金入りの親北派だったことは、「宿命」(高沢皓司著)が明らかにしている。今の若い方の中には、このよど号事件と拉致の関係について十分知らない方もいると思う。政府は拉致対のホームページに載せて終わりというのではなく、日本人自身が日本人拉致に直接かかわったことをもっと国民に啓蒙すべきだろう。そこから、この問題の恐ろしさも見えてくる。

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