「ウイグル人」の出版をウイグル人たちが喜んでくれたのが何よりうれしい

先日行われた日本ウイグル協会支援者の集い、170名の方にご参加いただきました。私もちょっと司会をいたしましたが、

一番うれしかったのは、持ち込んだ「ウイグル人」(トルグン・アルマス著)が殆ど売切れてくれたこと。

5000円の本をどの程度の人が買ってくれるだろうかと思ったが、ありがたいことです。ネットなどでも動いているらしい。ウイグル人が、フリガナを振ってくれてありがとう、これで子供たちにも読めるとか、立派な本に作ってくれたので、家の目立つところに置いているとか言われると、出版に多少なりとも協力したかいがあったなあと思います。

別に謙遜しているわけではなく、もう60歳近くになりますと、自分の書いているもののレベルは自分である程度分かる。私の書いたものが長く読み継がれることはないだろう(実は読み継がれるどころか、今の時点でたいして売れないし読まれてもいない)。ただ、私が作るのにかかわったいくつかの本、これは歴史に残る。小島晴則さんの帰国事業資料集や写真集(「帰国者九万三千余名 最後の別れ」高木書房)と、この「ウイグル人」は、どう評価するかは別として、類書が全くないし、学者、研究者なら持っていた方がいいと断言できる。

中央アジアの研究者たち、批判でもいいから、あの本についてぜひ論じてほしい。「ウイグル人」が翻訳出版されているのは、今のところトルコと日本しかない。その意味では、世界に先駆けた出版なのだから。

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