『ウイグル人』年末発売予定のお知らせ

まだ出版社のホームページには出ていませんけど、早めにお知らせします。

『ウイグル人」 著 トルグン・アルマス

訳 東綾子
発行 集広舎
発売 2019年12月下旬(予定)A5判 480頁
定価 4545円(本体 税込 5000円)

一人のウイグル人が自らの言語で著し、命を賭して送り出した伝説の歴史書が、ついに日本語版で登場

アジアを駆けた誇り高き男たち、女たちのドラマ
歴史の失われた半分を現代に語り継ぐ一条の光明

「人類に対して一つの犯罪がなされようとしているこの時に、歴史書『ウイグル人』が日本語に訳され出版されることは、大変重要な意味を持つ出来事です。」

(ドルクン・エイサ 世界ウイグル会議総裁)

「歴史はすべて現代史である、とある哲人は指摘する。

ならば、トルグン・アルマスが語っているのもまさにウイグル人にとっての現代史である」(楊海英 静岡大学教授)

なお、恥ずかしながらこの本にも解説を書かせていただいております。学術書で値段も高価ですから、買いにくいという方は、発売日など正式に決まりましたらまたお知らせしますので、図書館などに申し込んでください。

東アジアの歴史を、これまで私たち日本人は、定住民族である漢民族中心の歴史観の視点から見てきたように思えます。しかし、ウイグル人をはじめもう一つの、遊牧民の視点からの歴史が、この本には明確に描かれています。

翻訳者の東さんは、この翻訳を無償のボランティアで引き受けてこられました。まあ大したことはしてませんが、多少なりとも出版に向けてのお手伝いは私も致しましたし、集広舎の川端社長とデザイナーの方は、ウイグル人留学生が読みやすいように、すべての漢字にフリガナを振るという作業までしてくださいました。著者の歴史観には異論のある方もおられると思いますが、本書を日本に送り出すことが出来たことは私を含め関係者全員の誇りです。

You can leave a response, or trackback from your own site.

Leave a Reply

Subscribe to RSS Feed