素晴らしいブログ「ベトナムウオッチ」紹介

6月30日に行われたアジア自由民主連帯協議会主催講演会で発言いただいた森泉氏のブログから紹介します。ベトナムの人権問題を熱心に紹介し、また自ら取り組んでおられる方です。ぜひ読んでみてください(講演会報告は来週に挙げます)また、同氏は「一番槍BLOG」というベトナム戦争についての興味深い論考を展開されています。そちらもぜひとも。こういう若い世代がどんどん出てきていることが日本の可能性と希望だと思います。

以下の記事全文を読みたい方は「ベトナムウオッチ」というブログを検索ください。

https://watching-vn.blogspot.com/

ホーチミン市当局 カトリック難民街を強制立ち退き

1月 16, 2019

 今、ホーチミン市(旧サイゴン)市6区の一角にあるロックフン菜園(Vườn Rau Lộc Hưng)という住宅街に住んでいた124世帯150名以上の住民たちが、当局の暴政によって強制的に立ち退きを迫られ、家屋を破壊され、路頭に迷っています。

このロックフンでは住民の100%がカトリック信徒であり、彼らは元々、ベトナム北部に住んでいた人々でした。第一次インドシナ戦争中(1946-1954)、ホー・チ・ミン率いるベトミン/ベトナム共産主義勢力はキリスト教・カトリックをフランス帝国主義勢力と見なし、同じベトナム人であっても見境なく迫害・虐殺していました。さらに1954年にベトミンが戦争に勝利し北ベトナムにホー・チ・ミン政権が成立した事で、北ベトナム領からはカトリックを中心とする約100万人のベトナム国民が難民として南ベトナム領へと避難しました。

ロックフンの住民は全員、この時南ベトナムに避難したカトリック信徒とその子孫であり、彼らはパリ外国宣教会(MEP)が所有するロックフンの土地に60年以上、何世代にも渡って居住してきました。

土地所有に関する現ベトナム政府の通達(1999年)では、「1993年10月15日までに係争なく土地を所有していた者」は合法的に土地を所有できると定められています。ところが近年、ホーチミン市の再開発事業が加速し、地価が高騰すると、各地で当局による土地の強制接収・住民の強制立ち退きが横行しています。70年以上に渡って法の支配が存在せず独裁政権が続いているベトナム社会主義共和国では、地方から国家レベルまで政府当局者は権力を利用して私腹を肥やす事しか考えておらず、開発業者と共謀してあらゆる手段で地上げを行い、再開発の利権を欲望のままに貪っています。

 そして今回も、ロックフンに高層マンションを建設する再開発計画が持ち上がると、ロックフンに住んでいた124世帯の住民たちには土地の所有権はおろか居住権すら認められず、ホーチミン市当局は住民たちが土地を『不法に』占拠しているとし、2019年1月4日の早朝、まだ人が住んでいるのにも関わらず、重機で家屋を潰す強制執行を開始しました。こうしてロックフンの住民は、1954年と2019年の二度も、共産主義政権によって故郷を奪われる事となりました。(以下略)

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