映画「レニー・ブルース」もいつか上映会やりたいのだけど

最近映画を観る時間が中々作れず大変残念なのですが、いつか上映会をやりたいと思っている映画「レニー・ブルース」のDVDを今のうちに入手しておこうかと思ってアマゾンなどを調べたら、なんと1万円近くする。もちろん、素晴らしい映画でそれだけの価値はありますよ。しかし、なんでこういう、今の時代こそ沢山の人に見てもらわねばならない作品のDVDが高価なのか・・・

勿論、レンタルもたぶんできるし、YOUTUBEでも安くみることはできるんでしょう。DVDを買う、ということもどんどん昔のスタイルになっていくのかもしれない。しかし、なんか世の中間違っていないか・・・

いつか、「レニー・ブルース」は上映会やりたいと思っているのですが、とりあえず、このシーンだけでも見てみてください。

伝説のコメディアン、レニー・ブルースの実際のトークを、ダスティン・ホフマンが最高の演技でよみがえらせた、個人的には彼の最高傑作。この映画についてはもういくらでも語りたいのですが今はやめときます。

ただ一言、この映画が素晴らしかったのは、レニーを「反体制の英雄」「タブーに挑み権力に潰された犠牲者」といった類型的な英雄像には絶対にしなかったこと。むしろ、彼の最期はコメディアンとしても荒廃し、トークも魅力を失い、麻薬におぼれた惨めなものだった。

レニーの表層の言葉の過激さ、猥褻さは警察の弾圧を呼び、また、彼の過激な発言を面白がるだけの観客も、レニーの本質を理解しようとはしなかった。レニーは自分で自分のトークの過激さに追い詰められていき、ついに行き場を失ってしまった。しかし、彼は他の生き方はできなかった。その哀しさが、ラストでマイルス・ディヴィスのバラードの中映画が幕を閉じるとき本当に観る人に伝わってくる。

とにかく、すべての人が手軽に観れる作品でなければいけないのだ。これもいつか上映会をしたい映画の一つ。上記の2分ほどの映像を「ヘイトスピーチを正当化している」と見てしまう人がもしいたら(そんな人はいないと信ずるが)映画全編を見てもらえれば全てわかる。

中島らもさんの名曲「いいんだぜ」これも、こうして「放送禁止用語」にしっかりピーが入る。もう一度言いますが、なんか世の中間違っていないか・・・この曲にも「無修正版」が同じくYOUYUBEで聴けますので興味のある方はどうぞ。

いいんだぜ 中島らも


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