「自由」を体現していたような方、勝谷誠彦氏が天国に旅立ちました

勝谷誠彦氏 28日未明に死去 公式ホームページが発表

 コラムニストや写真家として活躍した勝谷誠彦(かつや・まさひこ)氏が28日午前1時48分、生まれ故郷の兵庫県尼崎市で死去した。57歳だった。同日、公式ホームページで発表された。https://headlines.yahoo.co.jp/hl…

直接お話する機会は数回しかありませんでしたが、勝谷氏が、拉致問題や北朝鮮の人権問題で素晴らしい文章を書いてくれたことを今鮮明に思い出します。小泉訪朝後、一時は被害者たちが北朝鮮に戻されかねない状況の時に、それを防いだのは、もちろん心ある政治家の力もありましたが、被害者の故郷で再会した友人たち、そして誰よりも被害者ご家族の訴えでした。

被害者家族の「お前を北朝鮮には返さんぞ」という言葉を、当時連載していた週刊SPAで紹介した勝谷氏は、この老爺一人の言葉こそ、様々な「人権」を語るすべての言説を越えている、と書き、当時のジャーナリストの中でも最も強い調子で再び北に戻そうとする勢力を批判しました。

また、北朝鮮難民救援基金の加藤博氏が中国で難民救援中に捕らえられた時、単に救援を呼び掛けるだけでなく、加藤氏の、かってのベトナムやミャンマーにおけるジャーナリストとしての活動を丁寧に紹介し、そのヒューマニストとしての一貫した姿勢を説明してくださったのも勝谷氏でした。

他にも、勝谷氏がチベット問題や中国問題でも堂々とした論陣をはってこられたことは私が語るまでもなく多くの方がご存知と思います。そして私にとって、勝谷氏はなによりも西原理恵子の漫画に登場してくるユニークなキャラクターでもありました。共著としてクレジットされている「鳥頭紀行―ジャングル編」を今夜読み返そうと思います。ギャグ漫画で笑って見送る、そんな姿勢が決して失礼にはならないのではないか、そんな風に思わせてくれる、飄々とした、「自由」という言葉を体現しているような方でした。

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