「オールジャパン」という言葉の危険さ 日朝国交正常化推進議連総会開催

「オールジャパン」という言葉の危険さ 日朝国交正常化推進議連総会開催

会長、衛藤征士郎衆議院議員(自民)、会長代行額賀福志郎、顧問、二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長、竹下亘総務会長(いずれも自民)、井上義久幹事長(公明党) 副会長、石原伸晃(自民党)、河村建夫(自民党)、塩谷立(自民党)、北側一雄(公明党)、事務局長に馳浩(自民党):いずれも朝鮮新報報道から

以下、朝鮮新報記事より紹介します。

日朝国交正常化推進議員連盟総会、10年ぶりに開催/与野党議員40人が参加

“日朝首脳会談早期実現を支持”

日朝国交正常化をめざす超党派国会議員らの日朝国交正常化推進議員連盟(以下、日朝議連)の総会が、11日、衆議院第1議員会館で行われた。総会が開かれるのは、08年以来、10年ぶり。

総会には、自民党、公明党、立憲民主党、共産党、維新の会、国民民主党など与野の各党から約40人の議員らが参加した。

総会には、自民党、公明党、立憲民主党、共産党、維新の会、国民民主党など与野の各党から約40人の議員らが参加した。

日朝議連は、02年9月17日、朝鮮と日本との間に採択された平壌宣言に基づく、両国間に横たわる諸懸案の包括的解決、国交正常化の実現と地域安全保障の確立を目指すことを目的としている。

総会では、役員人事が確認された。日朝議連の会長として、自民党の衛藤征士郎衆議院議員が、会長代行に自民党の額賀福志郎元財務相が就任。顧問には自民党の二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長、竹下亘総務会長、公明党の井上義久幹事長が就任した。また、副会長として、石原伸晃(自民党)、河村建夫(自民党)、塩谷立(自民党)、北側一雄(公明党)議員らが、事務局長に馳浩(自民党)議員が任命された。

総会では、決議文が採択された。決議文では、北南首脳会談で発表された板門店宣言ならびに12日に行われる米朝首脳会談について「朝鮮半島と東アジアの平和と安定に大きく資する」と評価し、「両会談を見据えて、国会議員としての使命と責務を果たすべく『議員として議員外交』を展開する」ことを強調。平壌宣言にのっとり、日朝間の諸懸案の包括的な解決を目指すとともに、「日朝首脳会談の早期実現を全面的に支持」する日朝議連の立場が示された。

衛藤会長は、「日朝議連は、日朝国交正常化が両国と朝鮮半島、東アジアの平和と安定、繁栄に資することを確信している」としながら、「議員外交」に最善を尽くす意志を強調した。また、現在、朝鮮に対する制裁決議を国会で採択している状態では「国交正常化に向けて踏み出すのは難しい」とし、「日朝国正常化を後押しする新たな国会決議」を採択すべきという認識を示した。

日朝議連によると、米朝首脳会談の結果を踏まえ、再度総会を開催する予定。現在、約50人の議員が同会に入会しており、会員はさらに増える見通しだという。(金宥羅)引用終わり

日朝国交正常化推進議員連盟総会、10年ぶりに開催/与野党議員40人が参加

拉致被害者救出はオールジャパンの課題、という言葉が語られます。これは大筋ではその通り。北朝鮮に捕らわれたままの拉致被害者が日本に戻ってきてほしい、ご家族のもとに返してあげたい、という意志においては、私は日本国民、日本の国会議員の中で異論のある人はいないと信じます。

しかし、そのためには「日朝国交正常化」が絶対必要であるとみなすか、それと拉致問題とは別次元であるとみなすか、ここに大きな違いが実は現れます。さらに言えば、経済制裁の解除や北朝鮮との緊張緩和こそが拉致被害者救出につながるという考えと、彼の北朝鮮体制は究極的には変革されるべきものであると考えるかではさらに異なってきます。

もちろん日本は言論、思想は自由であり、このような議員連盟を作る自由もあります。しかし、ここでは明確に、経済制裁緩和と日朝融和に向けての国会決議の可能性が示唆されています。私の個人的見解ですが、それこそ経済支援や、朝鮮学校無償化なども盛り込まれる可能性はゼロではありません。

日本国内で議員同士が今対立して、北朝鮮に世論が分断しているところを見せるべきではないという意見もあるでしょう。しかし、少なくとも「オールジャパン」は、今国会内ですでに揺らいでいます。

決してこの議員連盟はメンバーを見る限りマイナーなものではありません。本来この拉致問題は国会や、それこそ自民党総裁選の重要課題になるべき問題のはずです。

安倍首相は、河野洋平氏の対北外交への発言には明確に反論しました。しかし、河野氏はすでに民間人です。このような議員の動きに関して、より対峙する必要があるのではないでしょうか。

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