大阪市が5月31日に拉致問題啓発チラシを配布、これに抗議する日本人がいることが私は恥ずかしい

米朝首脳会談の最中だからこそ書いておきます。私たちはこの会談の結果が何であれ、拉致被害者救出と、北朝鮮の独裁体制への批判という原点を見失ってはいけない。

その意味で、この5月31日、大阪市が、地方自治体としての試みとして、主要新聞に拉致問題啓発のチラシの折り込みと、小中学校への配布を行ったことを、私は高く評価したいと思います。これは地方自治体としての友好な取りくみ。吉村市長の市政に対し私はここで議論するつもりはありません。ただ、このチラシ配布は素晴らしいことだと思います。

実はこのことはネットで知り、いつか大阪市のホームページなどで報告があるかと待っていたのですが、今日まで何もないため、午前中、大阪市に電話して配布の確認を取りました。その上で、拉致被害者救出を願う一人として、このような行動は東京都民としても感謝し評価していること、それを人々に伝えたいので、大阪市のホームページに具体的にこのことを載せてほしい、そうすれば、各自治体に、一つの具体的試みとして呼びかけられるから、と伝えておきました。勿論最終判断は市がすることですが。

評価できることを自治体や国が行ったときは、評価し感謝の意を伝えることも大事。そうしないと、↓のようなとんでもない抗議のほうが目立ってしまうからね。

無償化連絡会・大阪

〜 子どもたちの笑顔と希望のために 〜

(前略)「なぜ、このタイミングなのか?南北融和の時期にむしろ逆効果だ。何のメリットもない。それどころか拉致問題解決の足を引っ張る結果しかもたらさない。」とした上で「市長の感覚はおかしい。吉村市長の本心は拉致問題を解決したくないのではないか?全くプラスにならない。」と厳しく非難しました。

また、「学校で配れば、児童の中に少なからず含まれる在日の子どもたちがどれほど大きな心の傷を負うか。それどころか危険な目にあう実害も憂慮される。」と指摘しました。

そして、「『相手が朝鮮学校なら何をやってもいいんだ。』という雰囲気が醸し出されている。」と、政府主導のヘイトが社会の右傾化を招いている現状を憂い、「かつて公立校で教鞭をとっておりましたが、私ならこの様なチラシは断固として配れません。日本人として恥ずかしい。」と日本人の立場から市の施策を断罪しました。(後略)http://renrakukai-o.net/…/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82%E3%8…/

莫迦らしくて反論もしたくないが、南北融和とか米朝融和とかの美名のもとで拉致問題が軽視されてはいけないからこそ、今チラシを配り配布する意義がある。そして、在日の子供がいじめられないためには、このような犯罪を行っているのは金正恩独裁政権であり一般の民衆には罪はないことをきちんと教えればいいだけ。

そもそもこのチラシには在日がいけないなどと書いてもいない。(総連関係者は拉致に関与しているんだけど、あえてそれには触れていない。私はそれはそれでいいと思う)ついでに言えば、この無償化を求める会の方々が、「朝鮮学校は総連と絶縁し、北朝鮮民衆を苦しめ弾圧している金正恩政権を讃美する教育は改める」とはっきり言えば問題のほとんどは解決する。

ついでに一言多すぎることを言っておくと、私は日本人として、このようなチラシ配布を「断固として配れない」などという日本人がいることがまことに恥ずかしい。

You can leave a response, or trackback from your own site.

One Response to “大阪市が5月31日に拉致問題啓発チラシを配布、これに抗議する日本人がいることが私は恥ずかしい”

  1. Kazu Emu より:
    一体、日本人の意識は何故この様に、変質したのでしょうか。一方、メディアから漏れ聞く処によれば、米朝首脳会談の内容も、「北朝鮮による拉致問題」については、当初のささやかなる期待を更に遠退かせる内容の様です。そもそも、自国の国民が主権を蹂躙されたのに、何故、その回復を他国のリーダーに願わなければならないのか。やはり我々自身で、我々のリーダーと共に解決すると言う、人間本来の意識を、それこそ「啓発」する必要が一段と強く示されたと考えるべき時でしょう。絶望に我が足を掬われそうではありますが、今週末16日には、三浦先生(共著:西村幸祐、富岡幸一郎両先生)の新刊も出るそうなので、早速、拝読致し、頑張るしかないでしょう。JAP.com から、脱しましょう。

Leave a Reply

Subscribe to RSS Feed