9月1日発売の正論10月号に寄稿しました。書評も載っていますのでよろしければぜひ

9月1日発売の正論10月号に、「朝日報道 妄導と扇動の戦後史」という原稿を掲載させていただきました。
私は例えば大東亜戦争中の朝日報道が、今の時点から見て、戦争を扇動していたことに対して、もちろんいろいろ考えるべきこと、反省すべきことはあると思いますが、平和な時代に住んできた私たちが軽々しく批判できるものではないと思っています。

ただ、戦後、ソ連、中国を「平和勢力」とみなしたことは誤りだった。当時は情報が少なく、社会主義への幻想があったというのはわかります。私だって、仮に1950年代、60年代に20代だったら社会主義に共感していたかもしれない。ただ、朝日新聞の報道で問題なのは、すでにソ連や中国の抑圧体制が明確になってからも、民衆ではなくスターリン主義権力の側に立ったこと。その辺りを書いたつもりなので、よろしければお読みください。

後、368ページに書評を載せました。

「文學と政治・クリスト教」臼井義隆著 近代文藝社発行。
これは正論編集部から教えていただいた本で、オーウエルやテネシー・ウイリアムズ、そしてシェークスピアについての優れた論考がおさめられています。この本もよろしければぜひお読みください。ハムレットの読み方としてこれほど味わいのあるものは私は福田恒存の解説以外に読んだことがありませんでした。
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