皆様それではよいお年を 1月6日までブログ休みます あと西原理恵子「毎日かあさん」第9巻ぜひおすすめ

今年も(少数とは思いますが)私のブログにお付き合いくださいましてありがとうございました。
来年もこのように考えていることをだらだらと書かせていただきたく思います。

この年の暮れと正月は少し本を読もうと決意しました。最近、我ながら文章が荒れているので反省、ちょっと腰を落ち着けて本を読まねばと思い、神保町を散策、福田恒存氏の西欧文学論、シェークスピア論などが収められた評論集を購入。あと積読になっていたヘミングウエイやフォークナー、吉本隆明、三島由紀夫などを机に並べ、よし読むぞと決意。やはりこういう人たちを並べてしまうと自分がものを書いてもしょうがないような気になるが、まあ、天才と凡人以下を比べても意味ないのだ。

しかし同時にまず買ってしまい読みふけったのが、西原理恵子さんの「毎日かあさん」最新刊第9巻。

おもしろいのは当然だが、最終章の、西原さんの知人のお母さんの物語には胸がつまった。
引きこもりの息子、高校3年生で妊娠してしまった娘への、お母さんの対応が素晴らしく、それにこたえる子供たちもえらい。
電車の中で読んでいたのだが涙腺を刺激されて弱った。西原理恵子を涙ぐんで読んでいては様にならない。
「何もしないで見つめる、子どもに考えさせる」というのは甘いことではない。この物語の背後に、どれだけ厳しい現実があったかが伝わってくる。
それだけの覚悟がなくて子供の自主性などは育たないし、また、「何もしない」というのはよほどの強さがなければできない。

あんまり話題にならなかったが、西原さん原作漫画で映画化された「パーマネント野ばら」はすごく良かった。何であまり評価されなかったんだろう・・・

宇崎竜童の「男の人生は午前2時のスナックや。」と言って浮気を正当化するシーンと、小池栄子(本当にこんないい役者とは思わんかった)の名演は忘れられない。

西原さんの漫画の映画化で成功したのはこの作品だけではないかと思う。
脚本が、名作アニメ「サマーウオーズ」と同じ人だと知って、なんとなく納得したが、こんな切なく哀しいラブストーリーと、優しく描かれた「狂気」は少ないと思う。

では、その西原さんも大変好きだというアーロン・ネヴィルの歌う「アヴェ・マリア」をお聴き下さい

半端でなく美しい。

それでは改めて皆様よいお年をお迎えください。

1月7日以後、また、お会いしましょう。
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